実際にやってみると、これがなかなか難しいです。マレーシアの人たちは子どものころから右手を使って食べることに慣れているそうで、とても上手に食べるのですが、初めての筆者はボロボロとこぼしてしまいました。

「初めての人はみんなそうだから、気にすることはないよ。」と慰めてもらいましたが、それでも現地の人たちと同じものを同じスタイルで食べることができたのは、忘れられない思い出です。

食事の後は、屋外に設けられたステージで、伝統芸能のパフォーマンスを観ました。

子どもたちも参加していて、一家総出でおもてなししてくれているのが分かります。

このパフォーマンスは、インドネシアにルーツを持つ「バロンガン(Barongan)」という獅子舞のようなもの。ジョホール州でバロンガンを観ることができるのは、主にバトゥパハ地区のみ。

重さ55キロもあるという虎のお面をつけて激しく動き回る様は、迫力満点です。

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