そんな山が見せてくれる絶景と、「御嶽 五の池小屋」が提供してくれるご馳走を味わえば、山の魅力に取り憑かれてしまう、そんな宿泊者たちの異口同音の意見もうなづける。
まさに自分の足で登るからこそたどり着ける、最高の場所がここにはあるのだ。
・オススメのルートは長野側から御嶽山に登り、「御嶽 五の池小屋」に宿泊して、岐阜側の濁川温泉に下るルート
様々なルートが楽しめる御嶽山なのだが、オススメのルートは、1日目はおんたけロープウェイを使って、剣ヶ峰、二の池、賽の河原を通って三の池へと向かい、「御嶽 五の池小屋」に到着、余裕があれば摩利支天に向かい、「御嶽 五の池小屋」に宿泊、2日目に継子岳に登頂し、岐阜側の濁河温泉に下るルートだ。
その大きな理由の1つが、岐阜側の登山口である1800メートルの場所にある濁川温泉。
たっぷりと山を味わった後に味わう温泉は格別だ。ただ、登山口が入山と下山とで異なるため、誰かのサポートが必要となってしまうので、だれもができる登山のスタイルではないかもしれない。