暗号資産(仮想通貨)取引所c0banを運営するLastRoots社は25日、今後は仮想通貨交換業務に注力するとして、c0ban取引所サービスの運営に経営資源を集中することに伴い、一部サービスの提供を終了すると発表した。

同社は2019年4月、オウケイウェイヴを引受先とした3.5億円の第三者割当増資を完了したと発表し、これよりオウケイウェイヴの連結子会社となった。今後はオウケイグループの一社として、オウケイウェイヴ社が保有し、年間7,000万人以上の訪問者がある「感謝経済」プラットフォームに仮想通貨「c0ban(コバン)」を組み込むサービスの展開を検討していると伝えている。

サービスを終了するのは、ご当地グルメや各地のおすすめスポット、服飾雑貨などを紹介する動画メディア「c0ban.tv Web」、動画広告プラットフォームサービス「c0ban.tv ダッシュボード」、c0banの送金や残高の参照などができる「c0ban ウェブウォレット」の3サービス。「c0ban.tv Web」と「c0ban.tv ダッシュボード」は2020年1月20日に、「c0ban ウェブウォレット」は2020年3月31日に終了するとしている。