ビットコイン(BTC)は7月21日に100万円台に到達し、足元では120万円台で取引されている。もっとも取引量の多い米ドル建てでは11,000ドル台で推移している(コインマーケットキャップより)。

一部国内取引所が出している投資家の未決済建て玉情報(8月10日時点)では、前週比で115万円台の買いが大きく縮小し、120~125万円台の買いが拡大した。一方、海外の大手仮想通貨取引所ビットフィネックスでは8月12日のショートポジションは前週から約7%拡大して7,883枚となっている。ロング・ショート比率は昨年以降継続してロングポジションの方が大きく、足元では80%となっている。

昨年10月と12月には、ビットフィネックスにおいてショートポジションが1万枚台まで積みあがった直後に買い戻しのような動きが建て玉と価格で観測された。短期的な値動きを追うには、引き続き、国内外の取引所における売りポジションの動向に注目したい。