神聖ローマ皇帝が住まいを構えたほか、帝国会議が何度も開催されるなど歴史において重要な役割を果たした地でもあります。
旧市街と町を繁栄に導いたランメルスベルク鉱山、またその周辺で約800年にわたり使用された水管理システムは世界遺産に登録されています。町のあちこちで見かける豪華な装飾の施された建物は、まさに当時の繁栄の象徴です。
先ほど紹介したヴェルニゲローデを「キュート」と表現するなら、ゴスラーの町並みは「シック」。スレートと呼ばれる石材を使用した建物が多く、太陽の光を受けて町全体が銀色に輝いているかのようです。
マイセン
ドイツ東部ドレスデンから電車で30分ほどの場所にあるマイセン。ドイツが誇る高級磁器「マイセン」は誰もが一度は耳にした事のある名前だと思いますが、その故郷がまさにこの町です。
石畳の続く旧市街にはパステルカラーの家々がならび、可愛い中にもどこか落ち着いた印象。
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