コッハー川の対岸から旧市街を望むと、木組みの家々がこちらに迫ってくるかのようで迫力たっぷり。どの家も立派な造りで、かつてこの町が大いなる富を手にしていたことがよく分かります。

入り組んだ木組みの家のあいだを散策すれば、まさに中世の世界に迷い込んだかのよう。

市庁舎周辺にはバロック調の建物が集まり、どこか優雅な雰囲気が漂っています。

観光客もそれほど多くなく、しっとり町歩きが楽しめるのがシュヴェービッシュ・ハルの魅力。周辺には古城もいくつかあるので、ここを拠点に城めぐりも良いですね。

エスリンゲン

エスリンゲンはシュトゥットガルトの隣町。周囲をぶどう畑に囲まれた中世の城塞都市で、1826年に設立されたドイツ初のゼクト(スパークリングワイン)醸造所「ケスラー」の故郷でもあります。


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