大正池~河童橋間は高低差がほとんどなく、スニーカーでも問題ありませんが、河童橋~明神はより本格的なハイキングとなるので、ハイキングシューズがあったほうがいいでしょう。

途中、湿原なども通過しますが、大正池~河童橋間に比べると視界のさえぎられた森の中を歩く区間が多く、多少のアップダウンもあるので、自然の中を歩くことに慣れていない筆者には少々こたえました。

「どこかで休憩したい~!」と思っても、カフェなども見当たらないため、丸太の上に座って休憩を取りながら、自分を奮い立たせて明神池を目指します。

そしてついに、明神池がある穂高神社奥宮に到着!

ひょうたんの形をした明神池は、四季折々の風景を映し出すことから「鏡池」とも呼ばれる美しい池。強い霊気を宿すパワースポットとしても知られ、静謐な水面を眺めているだけで心が安らぎます。

ここで「ゴール」といいたいところですが、帰路につくためには上高地バスターミナルまで歩かなければなりません。来た道と反対側のルートでバスターミナルを目指します。

最後のほうは足がプルプル、息も絶え絶えでしたが、なんとか踏破。総歩行距離は13km強でした。

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