国際政治学者の三浦瑠麗氏(41)が自身のインスタグラムに投稿した、シースルー状の“スケスケ喪服”問題が波紋を広げ、ネット上で過熱している。

三浦氏は27日、「安倍元総理の国葬に参列して参りました」とコメントを添え、椅子に居座りながらそばにいる愛猫に手を伸ばしている自身の姿を投稿。この日の午前中に出演した『めざまし8』(フジテレビ系)でも着用した全身黒ではあるのだが、胸元や腕、足がシースルー状になったワンピースの“スケスケ喪服”姿を披露していた。

三浦氏をめぐっては国葬前、立憲民主党の辻元清美参議院議員(62)と蓮舫参議員議員(54)が立て続けにツイッター上で『国葬儀委員長 内閣総理大臣 岸田文雄』名義の案内状をアップしたうえで「欠席します」と表明したことに対し、「個々の議員が自分宛の招待状の写真をアップして欠席を表明するのは、はしたなく見えるのでやめた方がいいと思いますよ」と疑問を投げかけるなどして賛否の声を集めていた。

こうした三浦氏の言動もあってか、SNS上には三浦氏の“スケスケ喪服”について「お洋服も小物も全て素敵」と称賛の声が挙がる一方で「招待状をアップするより余程はしたないだろ」「アレキサンダー・マックイーンのパーティードレスで、喪服じゃない」といった批判の声が飛び交うなど物議を醸していた。

そんな中で注目を集めたのは、政治家のためのブランディング戦略家・通称「勝たせ屋」としてメディアにも出演する鈴鹿久美子氏のツイッターだった。鈴鹿さんは三浦氏の“シースルー喪服”を報じる記事を引用し、「三浦瑠麗氏の喪服姿。確かに美しいのですが、ご葬儀に参列するにはマナー違反 華やかさを排除して悲しみを表現するのが喪服ですから」と指摘。そのうえで「ただ、話題にあがることが目的なら、大成功なんでしょうけど」と持論を展開した。

国内最大級を謳う喪服の通販サイト「モノワール」では、「シースルーの喪服はマナー的にあり?なし?」という記事の中で、基本的には問題ないとしつつも“肌が透け過ぎているものはNG”という見出しとともに「葬儀やお通夜では肌を露出することはNGとされているので、透け過ぎているシースルー素材は着用できません。肌の色が明らかに透けて見えるほど薄いものは控えてください」としていた。

SNS上でも三浦氏のシースルー喪服については注目度が高く、「三浦瑠璃が参加したのは国葬ではなくパーティだったのだろう」「喪服ですらなかった」「金持ちになってこんな高い服買ってみたい」「三浦さんの喪服がなかなか素晴らしい!あのお顔とプロポーションだから良く似合ってる!是非は置いておいて」など、さまざまな意見が寄せられていた。

三浦氏が安倍元首相の国葬で着用した“スケスケ喪服”はマナー的にありなのかなしなのか。専門家の判定は厳しいものだったが、皆さんはどのように判定するだろうか。