国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)が自身のインスタグラムに投稿した、胸元がシースルー状の“スケスケ喪服”がネット上で炎上している。

賛否をめぐり国論を二分する中で開催された安倍晋三元首相の国葬だったが、三浦氏は当日の27日、「安倍元総理の国葬に参列して参りました」とコメントを添え、椅子に居座りながらそばにいる愛猫に手を伸ばしている自身の姿を投稿した。

全身黒ではあるものの、胸元や腕、足がシースルー状になったワンピースの“スケスケ喪服”姿は同日の午前中に出演した『めざまし8』(フジテレビ系)でも反響を集め、視聴者は「スケスケ喪服?が気になる……」「喪服を着てそれっぽく振る舞ってはいるが、化粧の濃さに承認欲求の強さが表れている」「エロい黒衣装は喪服にもなって無い。弔意表すなら慎ましく肌を隠すのがマナー」「喪服とも言えないこの透けてる服は、なに?これは喪服なの?」「目のやり場に困る」「見えそう」などと騒然となっていた。

三浦氏の“スケスケ喪服”をめぐってはその後も新たな疑念が浮上。ツイッター上には三浦氏の“スケスケ喪服”はイギリスの人気ブランド「Alexander McQueen」のパーティードレス(定価364,100円)だと指摘する投稿が相次ぎ、「三浦瑠麗が着ていたのは、アレキサンダー・マックイーンのイブニングドレスで、喪服じゃないね。いくら何でも、あんなスケスケの喪服なんて、デザイナーもデザインしない」「国葬儀のご衣裳、喪服ではございません。市販されているドレスです。アレキサンダー マッキーン36万円だそうです」「喪服ではないですね。パーティ用のドレスみたいです笑。ちょっと違和感あり過ぎです」など、さまざまな指摘が寄せられる事態となってしまった。

特に胸元がスケスケになったデザインは喪服としてはあり得ないもので、騒動をより大きく過熱させたように思える。専門家もその“あり得なさ”を疑問視していて、政治家のためのブランディング戦略家・通称「勝たせ屋」としてメディアにも出演する鈴鹿久美子氏は、三浦氏の喪服姿を報じる記事をツイッターで引用し、「三浦瑠麗氏の喪服姿。確かに美しいのですが、ご葬儀に参列するにはマナー違反 華やかさを排除して悲しみを表現するのが喪服ですから」としたうえで「ただ、話題にあがることが目的なら、大成功なんでしょうけど」と、三浦氏に別の狙いがあった可能性も示唆している。

騒動がここまで長引いたのは国民が抱く国葬への疑念が、あまりにも個性的な三浦氏のシースルー喪服に重なってしまったことも無視できない。今後もその賛否をめぐって議論が続きそうだ。