10月18日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)の中で、MCを務める谷原章介(50)の発言に「今さら?」「やはりだめだこの人」と呆れ声が噴出している。

岸田文雄首相(65)は17日、年内にも旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に対し「質問権の行使」による調査を実施する方針だと発表。調査の結果次第では少なからず“解散命令”が出される可能性が出てきている。番組では、旧統一教会の元信者や宗教2世の被害訴えのほか、過去に解散命令を受けたオウム真理教や明覚寺の事例を紹介。そんな中、谷原は「僕がすごく気になるのは、宗教、信教というものってその人の内面のやわらかい部分、もしくはアイデンティティーに直結している部分」だとし、「外部の人間から善悪の判断が非常にしづらいと思う」とコメント。

さらに、高額献金についてコメンテーターとして出演していた武井壮(49)が、「(信じている人にとっては)どこからがダメなのかとかハッキリわからない」「誰かが“それは違うんじゃないか”って言える何か指針みたいなものが見えてきたら嬉しい」とコメントすると、谷原は「ひとつのガイドラインが必要かもしれませんけど」と話したうえで「問題は、信者個人がお布施として払いたい。でも信者の周りの家族が……信者自信が捧げることは自由かもしれませんけど、周りの家族が困ってしまう方がたくさんいるというのが今回の問題の気がする」と発言した。

これに視聴者から「外部の人間が宗教の善悪を判断しづらいとコメントしてましたけど、何が判断しづらいのでしょうか。人の心の弱みにつけこんで、多額の献金を求めることが本当に普通のことだと思ってるんですかね」「統一教会は宗教じゃなくてただのマルチ商法、詐欺集団。コメンテーターが『信仰の自由』とか宗教として語ってるのがおかしいわ」「谷原章介がこの期に及んで信教の自由を持ち込んだ。やはりだめだこの人」といった呆れ声が上がっている。

「高額な献金を支払っている場合、たとえ信者が望んで献金していたとしても“洗脳”されている可能性もありますよね。そこを考えずに『信者自身が捧げることは自由』と言うのは違うのではないでしょうか。そもそも家族に迷惑がかからなければいい、という問題でもありません。中には、宗教にハマっている家族を救いたいと必死の思いで教団と戦っている人たちもいるわけです。これだけ外部から『おかしい』という声が出ているにも関わらず、いまさら『外部の人間から善悪の判断が非常にしづらい』と言ってしまう谷原氏には呆れて言葉もでません」(政治記者)

谷原はいったい旧統一教会の問題の本質をどうとらえているのだろうか?