12月19日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で発生した東海道新幹線の一時運転見合わせ騒動を特集。出演者でタレントの石原良純(60)が、原因となった架線の異常について頓珍漢な発言をして視聴者からツッコミの声を集めている。

18日、午後1時頃に豊橋―名古屋間で停電が起き、その影響で上下線が見合わせとなった東海道新幹線。夕方に運転を再開したものの、かなりの混雑が起きたことが各メディアで詳しく報じられている。

番組では、電力を供給するトロリ線をつり下げる吊架線が切れているのが見つかったことによる停電だったことを紹介。これにMCの羽鳥慎一アナウンサー(51)が「原因分からないんですけど、架線の点検って、どのくらいの頻度でやるんですか?」と鉄道に詳しいとされる良純に質問する場面があった。

しかし良純は「架線の点検って……」と言いよどんでしまうことに。羽鳥アナが「やらないですか?」と指摘すると、良純は「あれはだって……。例えばコンクリートの外壁が剥がれそうだって、叩いたりなんかやったりしてるけど、架線の不具合って定期的に切り替えたりはするだろうけど……。これが切れたりとかは思ってないだろうから」と発言。

さらに羽鳥アナが「定期点検では防げない?」とさらに質問を重ねると、良純は、「防げないっていうか、あんまり聞いたことない」と回答。「例えば雪が乗っかって切れたとか、物が乗っかって切れたとか、強風で切れたとか、そういう要因がはっきりしてないわけじゃないですか。経年劣化だとしたら……。多分、定期的にある程度張り替えたりはしてるんでしょうけど、こんな普通に不具合が起こって切れたとか過去にないんじゃないでしょうか」と指摘していた。

しかし、この良純の発言にネット上からは、「ドクターイエローで点検してるだろ」「良純、ドクターイエロー知らず。笑った」「してるに決まってるやろ」という猛ツッコミが集まっている。

「良純といえば鉄道ファンとしても知られ、“鉄道オタク”としてたびたびバラエティ番組にも出演。好きな車両についてたびたびドヤ顔で語っていました。しかし、新幹線のお医者さんと言われている『ドクターイエロー』が線路や架線の状態をチェックする点検用車両であることは鉄道ファンでなくても広く知られていること。鉄道ファンだからこそ話を振られたにも関わらず、適当すぎる発言をした良純にドン引きの声が集まってしまいました」(週刊誌記者)

なお、今回問題となった東海道新幹線は4月に「吊架線」の点検を行っており、その際は異常は確認されなかったとのこと。良純はあまりに知ったかぶりが過ぎてとんだ赤っ恥をかいたようだ。