12月20日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で毎年恒例の人気企画「太夫フェス」が開催。しかし、企画そのものに視聴者から懸念の声が集まっている。

この企画は、お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史(52)がお笑いタレント・コウメ太夫(50)に扮し、さまざまな企画に身体を張って挑戦するというもの。今年で3回目となった今回は、映画『トップガン マーヴェリック』のパロディや、BTSのパフォーマンスのパロディなどが行われた。

年に1度のこの企画。番組ファンも心待ちにしていたが……。

「しかし、一部視聴者の間では、藤本が顔を白塗りにして『トップガン』のパロディを行ったことが問題視されているようです。日本やアジアのコンテンツはまだしも、『トップガン』はハリウッド映画。ブラックフェイスやイエローフェイスといった問題は有名ですが、現在は逆に他民族に扮すること自体が不適切だとして白塗りが問題視されてしまうことも。今回の『トップガン』のパロディは藤本以外が全員外国人だったため、外国人の中に白塗りの人間がいるという点でより悪目立ちしてしまったようです」(週刊誌記者)

ネット上からは、「白塗り結構センシティブなネタよね」「微妙なポリコレに引っ掛かる」「結構キケンな臭い」という懸念が集まっていた。

「また、『トップガン』に関しては一番の山場を丸々パロディしており、ところどころで『ホワイトニング』という言葉が合言葉のように出てきました。また、パロディ映像のタイトルも『TOP GUN WHITENING』。コウメ太夫の白塗りの真似はポリティカルな意図はないにしろ、『トップガン』のパロディを行ったことで余計な意味が生まれてしまい、視聴者から心配の声が集まってしまった様子。また、最新作の山場のネタバレも行ったことから、権利の面でも『映画会社に訴訟されたら負ける』『もう9割ネタバレしとる』という声も集まっていました」(同)

2017年12月31日に放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しスペシャル!』(日本テレビ系)では、お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功(59)がスタッフの指示でアメリカの俳優エディ・マーフィー(61)に扮するために黒塗りで登場し大問題に。同じような問題が起こらなければいいのだが。