1月26日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に、お笑いトリオ・ダチョウ俱楽部が出演。昨年5月に死去したメンバーの上島竜兵さん(享年61)の葬儀でのネタを披露したものの、視聴者から困惑の声が集まっている。

この日、「2023年心機一転芸能人大集結SP!」のテーマで出演したダチョウ俱楽部の肥後克広(59)と寺門ジモン(60)。その中で肥後は「上島がいなくなって、ジモンが頭おかしいっていうのが浮き彫りになってきた」と暴露。「葬儀のときから大変で……」と上島さんの葬儀について言及した。

肥後によると、上島さんは生前「俺が亡くなったら笑える葬式にしてほしいほしいから、おでんをたくさん入れて、ほっかむりして鼻毛を描いて、棺桶を一回落として『何のリアクションもないから本当に死んだんだ』ってやってほしい」と言っていたそう。そこで肥後は遺族の許可を取った上で、ビニールパックのおでんと紙パックのお酒を棺桶に入れたという。

しかし、これを見た寺門は「なにやってるんだ」「常識がない」と激怒。困惑した肥後がよく話を聞いたところ、寺門は「ビニールのおでんが竜ちゃんの身体にくっついて出てくるぞ」と言っていたとのこと。肥後は「そんな弱火では焼かないんだよ」と諭したといい、ダウンタウンのふたりは失笑。肥後によると、寺門は火葬後、骨が標本のように綺麗に出てくると思っていたとのことだった。

しかし、このエピソードに視聴者からは「葬式の話やめてくれ」「笑えねーよ」「どういう顔して聞けばいいんだこれ」「もう笑いにしてんのかぁ……」という声が集まっていた。

「亡くなってから、半年以上が経ったこと、年も変わったことから上島さんのエピソードを積極的に話すことにしたのかもしれませんが、上島さんについて話しているときはスタジオの空気も重く、ダウンタウンのふたりも若干固まった表情で話を聞いていました。亡くなり方が亡くなり方だっただけに、葬儀の話はまだ重すぎた様子。出演者も視聴者も戸惑いまくりでした」(週刊誌記者)

多くの人に愛されていた上島さんだけに、そのエピソードを笑って聞くにはまだ時間がかかるようだ。