2月14日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に、タレントのヒロミ(58)がコメンテーターとして出演。学校で問題になっている「ブラック校則」について語ったものの、視聴者からツッコミを集めている。

防寒着禁止という理不尽すぎる校則がネット上で物議を醸し、話題になったいわゆる「ブラック校則」。この日、番組では街の人にもインタビューを行い、他にも「眉が襟にかかっちゃダメ」「女子は絶対ポニーテール」「透明な日焼け止め以外禁止」といった校則があることが紹介された。

こうした「ブラック校則」についてヒロミは、「よくないと思うね」と苦笑い。「俺が言うのもなんだけど、若い時代はほら、好きにやって。大人になるとちゃんとするんだよ、みんな」と持論を展開した。

また、ヒロミは「それは分かってるんだよね。だから若い時代になんとなくこういうことやって、でもなんとなく大人になった時にちゃんとやっていくっていうのが普通じゃんか」と主張。「だからそれを、『学校卒業してからやればいいじゃないか』ってそんなわけないじゃん。できなくなるんだから、ちゃんとしていかなきゃならない」とコメントしていた。

しかし、このコメントに視聴者からは、「大人になるとちゃんとする?」「すごい髪型服装で真面目な子がいれば説得力あるんだけどね」「暴走族やって無茶苦茶してた人間が若い頃は好きにやっていいんだよ何て言っても一言も説得力がない」「ルールがある上で好き勝手やるのとルールがない上で好き勝手やるのとはわけが違う」という指摘が集まっていた。

「ヒロミといえば、中高校生の頃に暴走族に所属していたことをバラエティ番組でも吹聴して回っている。そもそも若いころに校則を守っていたとは思えないタレントのコメントはまったく説得力がないものになっていたようです。そもそも、生徒に理不尽を強いる『ブラック校則』は“変えるべき”という議論であって、『若いころはちゃんとしなくていい』というのは論点がずれた話。校則を破ることを正当化するかのような発言となっていました」(週刊誌記者)

いわゆる“やんちゃ”だったヒロミの発言には説得力がなかったようだ。