ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(46)が20日に自身のツイッターを更新。「子育て支援に充てるはずが…80歳への『祝い金5千円』廃止案を否決」と題して配信された朝日新聞DIGITALの記事について言及した。

記事では、秋田県仙北市議会が17日、80歳を迎えた市民に5000円を支給している「敬老祝い金」を廃止する市提案の条例案を、反対多数で否決したことを伝えている。市は浮いた財源を子育て支援に充てるとしていたが、反対した議員は「ささやかな幸せを奪う」などと主張したという。

市によると、2023年度の支給対象者は約340人で、予算として計約170万円が必要となる。事業を見直す中で、廃止の方針を決めたというが、本会議の討論で廃止反対の議員は市側の説明が不十分だとした上で「人生の先輩への敬愛の気持ちがあれば、努力して生み出せる金額だ」と主張。採決の結果、賛成4、反対11で「敬老祝い金の廃止」は否決されている。

ひろゆき氏は同記事を引用しながら「子育て世代より高齢者のが多いので、高齢者を優遇するという日本しぐさ。」と持論を投稿した。

この投稿にコメント欄には「今の御時世は若者のほうが少なくて貴重なはずなのに、多数派の高齢者に祝い金だす後進国感」「絶望感でいっぱいです」「なんか子供のお小遣いで老人ホームに花贈る幼稚園みたいな話思い出した」「これはダメだ。長生きを身内で祝うのは良いが、社会が祝うのは違う」「高齢者は生活が大変と言うが、それは自分自身が歩んできた人生の結果。それをコレから人生歩む若者に補填して貰うとか」「選挙前になるとバラ撒きますね。子供は票にならないが高齢者は票になり数も多い」「もう若者は政府に頼らず自分で稼ぐ力を早く身につけた方が良いですね。私もそうして専業投資家にいち早くなろうと思ったきっかけでもあります」など、さまざまな意見が寄せられていた。