日本のみならず世界中に数えきれないほど存在する「食堂」。
「食堂」といっても様々なスタイルのお店がある。
例えば、食べるだけに特化しているお店もあるが、店主や常連さんたちとの会話を楽しみながら味わえる場所もあれば、もしくは、お酒やおつまみを楽しみにながらテレビを見られる場所もあるなど、様々な「食堂」のスタイルが、その場所その場所に存在している。
そんなその場所その場所で独自の歴史を積み重ねてきた、愛すべき日本の食堂で味わう食事は、まさに幸せを感じる場所とも言える。旅先で出会うなら、尚更のことだ。
今回はそんな素晴らしい食堂の1つをご紹介したい。お店の名前は「三善(みよし)」だ。
・小伝馬町駅からすぐの定食のお店、それが「三善(みよし)」
こちらのお店、東京地下鉄(東京メトロ)日比谷線・小伝馬町駅からすぐの場所にあるお店。
こちらのお店が存在している日光・奥州街道の表通りの商業地として栄えた日本橋大伝馬町は、江戸最古の町の一つ。その繁栄は現在でも続く神田祭などの筆頭氏子町会として山車を引いたことでも知られているほど。
そんな街の路地裏に佇むお店は風格たっぷり、店構えからして、美味しい味を堪能できることを確信できる。
・壁一面に貼られたレギュラーメニューと黒板のデイリーメニュー
こちらのお店では壁一面に貼られたレギュラーの短冊メニューと、黒板に記載されているデイリーメニューとが存在している。