イタリアが世界に誇る食文化の象徴、そして2017年にはユネスコ無形文化遺産にも登録された、素晴らしいイタリアグルメの1つ、ナポリピッツァ。

薪窯の中で約400度という高温で、わずか60〜90秒。一気に焼き上げられた生地は、縁がふっくらと膨らんで「コルニチョーネ」と呼ばれる美しい額縁を描き、表面には「レオパルド(豹柄)」と呼ばれる香ばしい焦げ目が浮かび上がる。もっちりとしながらも軽やか、噛みしめれば小麦の甘みと薪の香りがふわりと立ち上る。シンプルだからこそ、職人の技量がすべて露わになる、極めて奥深い料理、それがピザだ。

そんな本場ナポリの伝統製法を忠実に受け継ぎ、しかも日本一の称号を持つ職人が焼き上げるピッツァを味わえるお店が、なんと岐阜県の山あいにあるのをご存知だろうか。

今回ご紹介するのは、岐阜県は郡上市白鳥町にある「Pizzeria Gonza(ピッツェリア ゴンザ)」だ。

・ナポリピッツァ世界選手権・日本大会優勝という金字塔

「Pizzeria Gonza」の名を全国に轟かせているのが、オーナーであり職人でもある山下氏の輝かしい実績。

2022年、イタリア政府認定協会が主催する「ナポリピッツァオリンピアデイ2022世界選手権」日本大会で、見事優勝。日本代表としてイタリア本国での世界大会にも出場を果たした、まさに日本を代表するピッツァ職人なのである。

ナポリピッツァの本場イタリアで認められる技術を持つ職人が、岐阜の山あいの町で、地域の素材と向き合いながら一枚一枚焼き上げている、その奇跡と言ってもいい事そのものが、この店を訪れる何よりの理由と言えるだろう。

A wall-mounted signboard for a Neapolitan pizza restaurant with logos, Japanese text, and colorful decorative elements, flanked by a red cap and a white apron hanging nearby.

・郡上の清流が生む、極上の生地

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