■大衆を遠ざける、戦闘的なイメージを持つ”行動服”が持つ意味とは?
それからよくいわれる「特攻服」… もうね、何ですか! 暴走族を右翼にオーバーラップさせる悪意ある表現としか思えません。「行動服」「隊服」と言うのが正しい名称です。機動隊の制服に倣った紺色のものが一般的で、普通の方でも購入ができます。その様が暴力的で戦闘的なイメージを作るのに一役買っているようですね。
先日は、自衛隊の制服に拒絶反応を示し、地域イベントを中止に追い込んだ共産党市議たちがいたくらいですから、いたしかたないのかもしれませんね。
「子供の迷彩服試着は不安」共産党要請で自衛隊イベント中止 埼玉・鴻巣https://t.co/8MN5N7RO2h
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2018年8月20日
そもそも右翼は広く民衆から受け入れられるよりは恐れられる存在であろうとした訳ですから、当然の結果なのだと思います。それよりも毎年8月15日に軍装コスプレで靖国に出没される集団こそ「不敬」であると感じますが、皆さんはどうお考えになりますか?
元々右翼は左翼と違って大衆運動とは真逆の運動形態を旨としてきました。戦前の血盟団による右翼テロで「一人一殺」「一殺多生」という言葉が広まりました。この言葉は当時の時代背景や右翼の立ち位置、更には悲壮な覚悟までを言い表しており、何ともいえない気持ちになります。
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