ロンドンのテムズ川河畔には、「テート・モダン(Tate Modern)」と、「テート・ブリテン(Tate Britain)」という、「テート」と名のつく2つの美術館が存在します。
今回は主にイギリス美術を集めた美術館、テート・ブリテンをご紹介します。
ロンドン中心部、トラファルガー広場に位置し、『英国の至宝』と称される「ナショナル・ギャラリー(National Gallery)」の所蔵品の中から、イギリスの美術品を展示する分館「ナショナル・ギャラリー・オブ・ブリティッシュ・アート(National Gallery of British Art)」として1897年にオープンし、1955年に「テート・ギャラリー(Tate Gallery)」に改称、大改修ののち2001年に現在のテート・ブリテンと再び改称し、リニューアル・オープンしました。
1500年から現在に至るまでの珠玉のブリティッシュ・アートが一堂に集められた美術館は、まさにイギリスの誇りであり、首都ロンドンになくてはならない存在。
「ブリティッシュ・アートを歩く(Walk through British Art)」というテーマで年代別に分けられれた展示室は、最も古い年代の美術品を集めた展示室「1540」から、1960年代から現在までの美術品を集めた「Sixty years」まで、15の展示室があり、このほかに作者別やテーマ別の展示室が鑑賞しやすくレイアウトされています。
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