■「ネトウヨ」のレッテル貼りによる右派の分断工作

さて、その原因! 差別的発言や表現を確信犯的に行う愚かな日本人の総称として「ネトウヨ」という蔑称は広く知れ渡り、一部新聞社でも使われる様になりました。

過去にもお伝えしましたが、私は良識あるネット民たちに大きな信頼を寄せています。当たり前の愛国的発言をしただけでも「ネトウヨ~」とレッテルを貼られ、叩かれてきた名も無きネット民たちです。

そんな良識あるネット民の展開する理論や、彼らによって形成された世論は、将来的に我が国に大きな影響を与える存在になると考えます。彼らネット民はそれ程に高いポテンシャルを持っていますし、それを恐れた反日パヨク勢力によってネトウヨのレッテル貼りが行われているのです。

もちろん匿名性のあるネットの世界で発言をする事に疑問を呈する意見がある事は、十分承知しています。

「ネトウヨ」とは、日本人なら当たり前の愛国的発言に対してのレッテル貼りに過ぎません。そんな在りもしないネトウヨというイメージ像は、反日勢力からだけではなく、今日は保守層からも右翼民族派からも侮蔑の意味合いを持って使われています。ところがどこにも「ネトウヨ」は居ません。

ネットをする右翼民族派の方はたくさんおられます。彼らも「ネトウヨ」ですか?

ネトウヨ同様に、右翼民族派に「在日朝鮮人の反日活動」というレッテルまで貼る始末ですから呆れてしまいます。

もうお気付きだと思いますが、右派の分断工作が行われているのではないでしょうか。

保守を自称しながらネット民を「ネトウヨ」と見下し、右翼を「朝鮮人・反日」と蔑むような意見をネット上で目にします。勿論成り済まし保守も相当数いるのは解っていますが、もっともらしく右翼民族派を持ち上げながらネトウヨを中傷したり、保守派の日本会議を面白おかしく暴露本にしてみたり、中には「復古」を笑い飛ばす方々もおられます。

そんな確信犯的な右派層の分断を行う不埒者も自称保守なら、反日勢力からネトウヨ呼ばわりされるのも自称保守です。何といいますか本末転倒ですね。

自ら「保守」として自身をカテゴライズする事は自由です。実際に保守本流に身を置く尊敬すべき方はたくさんおられます。私が常々「保守ではない」と書くのは、そんな方々を前におこがましさを感じるからです。

我が国の歴史・伝統・文化と、それらを育んだ国土・美しい山河と花鳥風月。その全てが日本であり、畏れ多くも天皇陛下はそんな日本そのものなのです。その全てに敬意と誇りを持って保守する事、その気概を示しての「保守」だと、多くの尊敬すべき方々を見て私なりに解釈しているのです。

良識ある皆さま! どうか反日勢力が作り上げた「ネトウヨ」なる虚像に騙されないでください! 相手からすると全ての愛国的発言者は「ネトウヨ」です。

私たちは何人たりとも天皇陛下の赤子であり皇国日本の臣民です。夫々の「愛国発言」は国想う情念の発露だと考えます。

しかしながら例え匿名であっても、憤りを感じたとしても日本人としての品格を守り、差別的な表現を控えましょう! 相手の想うツボです。

現代のネット上で日々行われる議論と、醸成された機運は必ずや将来の日本、私たちの大切な祖国の再建設の礎となる事を信じています。

我が国において尊王なき愛国は成立しません。本日只今より「愛国」から「尊王愛国」の御旗を掲げ直し、皆さまと心を同じくして参りたいと願っています。