イギリスで2013年から運営されている仮想通貨取引所コインフロア(Coinfloor)傘下で仮想通貨のデリバティブ取引を提供するコインフレックス(CoinFLEX)が、近く現物決済方式の仮想通貨先物を開始するとSNSで発表した。

コインフロアは昨年から現渡取引の構想について言及してきたが、新設のホームページも公開されていよいよ取引開始間近のようだ。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)を最大レバレッジ20倍までで取引可能となる。

これに先立ち、ニューヨーク証券取引所の母体であるインターコンチネンタル取引所の運営する仮想通貨取引所バックト(Bakkt)も、同様の現物決済方式の仮想通貨先物を昨年12月に取引開始すると発表して注目されていたが結局延期され、現在に至るまで提供されていない。

初の現物決済の仮想通貨先物が開始となれば市場参入者の増加の期待が高まる可能性もあり、動向が注目される。