名古屋で安くておいしい”市場メシ”を食べられると口コミで評判の、熱田区の名古屋中央卸売市場内にある食堂「一力(いちりき)」。

営業時間は早朝4時40分~14:30で、早朝は市場関係者で賑わい、昼前には観光客やサラリーマンが行列を作ります。

入り口前の黒板には、「本日の煮魚定食(キンメダイ1,450円、キンキ1,150円)」「お刺身各種(まぐろ・たい・かんぱちなど)」「本日のおすすめ(あんこう唐揚げ、白エビかき揚げ、さより天など)」といったメニューが書かれていました。

10~15分ほど待って店内へ。店員さんの威勢の良い声が響く店内は満席で、相席が基本です。

お客さんには常連も多いようで、「今日は○○ないの~?」「売り切れちゃったんだわ」といった店員さんとのやりとりも聞こえてきました。

煮魚やお刺身にも心惹かれましたが、本日のお目当ては人気の穴子天丼。実は愛知県の知多半島は、鯛やフグ、穴子などが揚がる産地として有名なのです。

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