SBIホールディングスは20日、同社ならびに同社グループ投資先であるOrb(オーブ)が開発を支援した福岡県宗像市における地域通貨「常若(とこわか)通貨」を19年8月23日より提供開始すると発表した。

「常若通貨」は、九州電力が提供するシステム基盤を利用し、筑邦銀行が発行する地域通貨で、ブロックチェーン技術を用いたQRコード決済を採用しているという。同通貨は19年8月23日~25日の3日間にわたって開催される第6回宗像国際環境会議への来場者をはじめ、宗像市へ来訪した市内外の顧客を対象に、19年8月23日~31日の9日間で使用できるとしており、宗像市内の飲食店や観光スポットで使うことができるようだ。

同社は、このプロジェクトを通して、「宗像ならではの海産物や地元の飲食店に足を延ばしてもらい、宗像でしか体験できないアクティビティを楽しんでもらうことで、域内経済循環をもたらし地域活性化につながることを期待している」とコメントしている。