2. 北大塚ラーメン
基本的にモンゴル出身のご夫婦がラーメンを作っているが、忙しい時は若者が手伝ってくれる。2階にも席があるので、そこにラーメンを運ぶ役割をしている。北大塚ラーメンの店員は全員優しくて気持ちの良い接客をしてくれる。
濃いスープとソフトなチャーシューのバランスに注目しつつ食べてほしい。麺は中太麺で、濃い醤油の美味しさを伝えるパイプラインの役割をしている。麺は美味しいが、本質はスープと言える。〆に卓上のおろしニンニクをスープに2~3杯ほど入れる。数枚のチャーシューをライスの入った茶碗に移し、スープをかけて食べる。いわゆる自分で作るチャーシュー丼だが、これもまた、東京屈指の味である。
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