ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が3日に自身のツイッターを更新。沖縄県名護市辺野古と思われる場所の『新基地断念まで座り込み抗議 不屈3011日』という看板の横で満面の笑みでピースサインする画像とともに「座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない?」と投稿した。

ひろゆき氏の投稿に対し、すぐさま「沖大学生自治会」のアカウントから「辺野古の座り込み行動は、工事のための車両が来る9時、12時、15時に合わせて行われます。なので、次の日も座り込みをするために、夕暮れごろには誰もいないということはよくあります。辺野古のことを真面目に考え、報道する姿勢がある人なら、こんな無責任な発言はできません」との反論が寄せられると、ひろゆき氏は「『9時、12時、15時しか居ません』と書いてくれないと、わからないですよ。誤解する人が増えないように、書き足しておいて貰ってもいいですか?」といつもの調子で返答。

ひろゆき氏のこうした投稿は物議を醸し、5日早朝現在で25万以上の「いいね」が付けられる一方で批判の声も多く、お笑い芸人のラサール石井(66)から「1日に3回、何十台ものトラックが土砂を運び込む。それを阻止するために老人たちは座り込む。警備の人間に抱き上げられて排除される。これを毎日、何年も繰り返しているんですよ。その姿を見ればこんな事は言えないはず」と問われると、「『1日20分ぐらいの抗議行動を平日に3回やる事を「座り込み3011日」と表現するのは誤解を招く行為なので、「抗議行動」に変えたら?』と、話しかけられた現地の人に言いましたが、まともな返答はありませんでしたよ。」と、ひろゆき節全開で応じていた。

ひろゆき氏は「沖縄在住の方に『沖縄の今を見た方が良い』と言われて行きました。『沖縄、石垣島から自衛隊も米軍も出て行け』と歌う人。『安倍元首相の国葬を止めろ』と、既に終わった事を止めろと歌う人。おかしな人達が跋扈する事でまともな反対運動の参加者を減らす作戦なのかな?と思いました。」と、辺野古を訪れた理由をその後の投稿で明かしている。