ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が10日に自身のツイッターを更新。「葉梨法相「死刑のはんこを押してニュースに 地味な役職」発言」として報じられたNHKの記事を引用して私見を述べた。

ひろゆき氏が引用した記事では、葉梨法務大臣は9日夜、東京都内で開かれた会合であいさつし、法務大臣の職務に関連して「朝、死刑のはんこを押して、昼のニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職だ」などと発言したという。そのうえで「今回は旧統一教会の問題に抱きつかれてしまい、ただ抱きつかれたというよりは一生懸命、その問題の解決に取り組まなければならず、私の顔もいくらかテレビで出ることになった」とし、さらに「外務省と法務省は票とお金に縁がない。法務大臣になってもお金は集まらない。なかなか票も入らない」と述べたと報じている。

ひろゆき氏はツイッターで同記事を引用しつつ「『票とお金になるから大臣になった』と口に出す事が不味い事だと全く思ってないのが凄い。」と指摘したうえで“こんな人達”に運営されている日本政府。」と持論を展開した。

こうしたひろゆき氏の投稿は反響を呼び、コメント欄には「本当にそんなことを発言したとしたら、その時点でアウトだよ。自民党は何も対処していないのだろうか?」「思ったことを我慢せず口出してしまう教養の無さに呆れる…」「『票とお金になるから大臣になった』とは言っていないのでは…」「外務省と法務省以外は金になって票が集まるという意味にも取れる言葉ですし、法務省が金と票が集まらなくて残念でおいしくないポジションという意味に取れるので、金と票が欲しくて大臣をしてる人なんだなと理解されるでしょう」「票と金以外のために政治家やってる人なんているのかよ」「こんな人たちを選んでるのは何がともあれ我々なんで。無責任に全て政府のせいと思うのは良くないと思う」など、さまざまな意見が寄せられていた。