2月3日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では、SNSで拡散が広がっている回転寿司チェーンでの“迷惑行為”について特集。コメンテーターとして出演している長嶋一茂(57)が、「これは立派な威力業務妨害という犯罪」だと一刀両断した。

先月末に、回転すしチェーン「スシロー」で金髪の少年が共用のボトル醤油に口をつけて舐めたり、レーン上に積み上げられている飲み物を飲むときにセリフで取る湯呑を手にとるとペロペロと舐め回して元の位置に戻す動画がSNS上で拡散され大炎上。会社側が被害届を出すなど大きな問題になっている。

その後、SNSではほかにも客が迷惑行為をしている動画が拡散。この日の番組では、「スシロー」で、男性客がレーンのお寿司をそのまま手でつかんで口に入れた後、共用のボトル醤油をそのまま口に流し込む動画や醤油をわざと座席にこぼして笑いあっている動画を紹介。番組の取材に対し、スシロー側は「2つの動画を認識している」とし、「必要に応じて警察にも相談していく予定です」と話した。

そのほか、うどんチェーン店で迷惑行為を働いている動画も紹介されたが、一連の迷惑行為に対し一茂は「安易すぎるとしかいいようがないです。こういうアンポンタンどもだから、こういうことをやっちゃう」と呆れると、「これはもう立派な威力業務妨害という犯罪」と一刀両断。

そのうえで「法律の観点と教育の観点。中には未成年の子もいると聞いているんで、そういう子たちに大人の社会が今後、どうやってお灸を据えていくかがすごく課題になると思う」と指摘し、「自分の息子であれば、ボコっとぶん殴ると、教育っていうことが多分、できると、僕だったらそうしますけど」と語った。

さらに一茂の怒りは収まらず「食事中もつまらないんでしょう、こいつらは。そこで『いらずらをしてやれ』みたいな訳分からない発想というか隙が生まれて(迷惑行為に)なっちゃってる」とも指摘し、「これから整備していかないとずっと続きますよね」と危惧していた。

こうした一茂の物言いに視聴者からは「悪いけど、SNSでのガキの犯行はSNSでとことん追い詰める派に賛成」「テレビで流れる度に食べに行く気が失せていく。。」「悪意のある行為に対しては法的にも責任を負わせるべき」との声があがっている。

「今回の騒動の余波でほかの客の迷惑行為動画が複数ネット上で拡散されていますが、そのほとんどが自分や仲間が投稿している動画であることを考えると、“悪いこと”だと認識していない人が多いのでしょう。今回の件で外食したくないという人も出てきており、外食産業全体に大きな損害を与えた罪は相当重いと思われます」(週刊誌記者)

相次ぐ客の迷惑行為。今回のような問題行為が氷山の一角に過ぎないのであれば、外食を避けたいと考える人が出てくるのは当然かもしれない。