5月23日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に、元日本テレビ記者・キャスターで日本犯罪心理学会正会員の丸岡いずみ(51)が出演。18日に、救急搬送された歌舞伎俳優・市川猿之助(47)に対しての発言に「違和感ある」との声が集まっている。
両親とともに都内の自宅で倒れているのを発見され、救急搬送された市川猿之助。この事件で、猿之助は一命をとりとめたものの母親と父親である四代目市川段四郎(76)さんは死亡。猿之助は、警視庁の事情聴取で「家族で話し合い、死のうとした」「死んで生まれ変わろうと、両親が睡眠薬を飲んだ」といった趣旨の説明をしているという。
猿之助は、明治座創業150周年記念公演「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」に出演中だったため、事件当日と翌日の昼の公演が中止に。一方で、事件が発生した18日夜の公演は急遽、俳優で歌舞伎役者の中村隼人(29)が代役を務め、20日からも夜の部の代役を続投。昼の部の代役は俳優・香川照之(市川中車・57)の長男で五代目市川團子(19)が務めることになった。
番組では、2人の若手歌舞伎役者の熱演が多くの人に感動を与えていたとし、チケットの売れ行きも好調だと紹介。これにより図らずも“猿之助流 若手育成法”が注目を集めている。
また、猿之助といえば漫画『ONE PIECE』(集英社)と歌舞伎を融合した「スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)」の功績が大きいが、丸岡氏は「きっと猿之助さんは(伝統を)壊しながら新しいものを作っていく方だったと思いますし。(色々説明を)聞いていたら、團子さんや隼人さんとの“師弟愛”を感じる」とコメント。
なお、来月からもスケジュールがびっしり詰まっている猿之助の公演や代役については、現段階で発表はない。丸岡氏は「ご両親はそういうこと(死亡)になりましけど、何よりも猿之助さんは今回命が助かったわけですので、私は良かったなと思っています」と言うと、「何度でもやり直せると思いますので、不死鳥のように、これから生きていただいたらいいんじゃないかなと思います」とコメントした。
これに「この事件を師弟愛の美談でまとめようとしてるのはさすがに笑う。狂ってんのか?」「人が2人も亡くなってんのに歌舞伎の宣伝とか非常識だな」「何度でもやり直せるって自殺未遂の人には重い言葉って丸岡さんが一番わかってるんじゃないの?軽々しく言う言葉じゃないよ」「お二人の命が失われていて真相はまるでわかってないのに、猿之助さんに復帰して欲しいとかテレビで言うの違和感あるな」との批判が集まっていた。