5月27日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で、明石家さんま(67)が「この番組出たくないねんて」と漏らす場面があった。

この日の向上芸人は、お笑いコンビ・マヂカルラブリー。しかし、マジカルラブリーはこの番組の準レギュラーとしてひな壇側に座っていることが多いため、陣内智則(49)が「いつものメンバーじゃなないですか」と指摘。

まさかの準レギュラーがゲストという変わり映えのしないメンツに、陣内が「いつものメンバーでやってるやん、毎回、毎回」とツッコむと、さんまは「そういうこと言うな」「あとの芸人(この番組に)出えへんねや」と嘆き。

先月は、この日“ひな壇”側に座っていたウエストランド・井口浩之(40)がゲスト側で出演しており、陣内が「仲間内でやってるだけやん」と呆れると、レギュラーの今田耕司も「正月の俺(がゲストになったとき)からそうやもんな、もう」と、ゲストを含めレギュラーメンバーで回していることを認めていた。

結成16年以上の漫才師たちによる賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』が行われたばかりということもあり、マヂカルラブリー・野田クリスタル(36)が、「『THE SECOND』のメンバーとかでよかったんじゃないですか?」と提案すると、さんまは「キャリアを積めば積むほど、(芸人は)この番組出たくないねんて」と寂しそうに明かし、笑福亭鶴瓶(71)からも「一生出えへん」と言われていると告白。さんまは「夏場までには(番組に出たいという芸人が)出てくるって。それまではこのメンバーで回すねん」「みんな怖いって言うねんから、しゃあないやろ」と、暗にキャスティングに難航していることを認めていた。

昨年末のスペシャル版では、EXIT、宮下草薙、ピン芸人の吉住、ロングコートダディらが番組出演を断っていたと暴露。若手にとっては、さんまが司会というだけで緊張するというのに、ひな壇には今田、陣内、中川家などが列挙。この構図でいる限り、出演したいと手を挙げる強心臓の持ち主はなかなか出てこないのも納得か。

視聴者からも「本当にこの番組芸人断ってる人多いのになんで存続してるの?w」「まさかの人手不足によるローテだったとは…」「準レギュラーがゲスト回、ほんとその通りなのよ。苦肉の裏ローテww」との声が集まっていた。