9月25日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、ジャニーズ事務所の創業者である故・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題をめぐり、毎年大みそかに行われている『NHK紅白歌合戦』(NHK)へのジャニーズ出場数が半減するのではないかと報道した。

ジャニー氏による長年の連続性加害が明らかになって以降、スポンサー撤退によるジャニーズタレントたちの“CM降板ドミノ”が始まり、テレビ番組などにも影響が出始めているが、加えて、これまで白組司会を多数務め例年5~6組が出演してきた『紅白』への出場や、毎年恒例の年末ジャニーズカウントダウンコンサート(通称「カウコン」)の開催も危ぶまれているという。

芸能リポーターの長谷川まさ子によると、紅白出場者の基準は「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画にあうか」の3つが基準となっているそうで、昨年はKinKi Kids、関ジャニ∞、King&Prince、Snow Man、SixTONES、なにわ男子の6組に加え、嵐・櫻井翔(41)がスペシャルナビゲーター、松本潤(40)が審査員として出演。

司会の宮根誠司(60)は、ジャニーズ枠が少なくなる可能性について、「いつもテーマみたいなのが紅白歌合戦ありますけども。そのテーマが今年どうなっていくのかっていうところもあるかもしれません」と指し、ネット上からは「年越しライブの危機? 紅白ジャニタレ半減? 事務所の状況からすれば当然でしょう。 ジャニーズ事務所が自粛しますと言うべきことだ。」「紅白はジャニーズ抜きって事で!」「ジャニーズに限らず「紅白」の選考基準は毎年不明です」との声が集まった。

一方、そもそも紅白に暗黙の了解で“ジャニーズ枠”があることに毎年疑問の声が多く集まっていたのも事実。

「ジャニー氏が亡くなった19年には、『紅白』内でジャニー氏の追悼スペシャルが行われたり、長谷川リポーターが説明した“紅白出場者の基準”に当てはまっておらずとも、ジャニー氏のお気に入りということで出場できていると噂されるグループがあったりと、『紅白』とジャニーズの関わりがかなり深かったのは間違いないでしょう」(週刊誌記者)

近年は視聴率低下により、ジャニーズタレントを多く出場させることで視聴率稼ぎをしてきた『紅白』だが、忖度しすぎた結果、ともすればジャニーズと共倒れになる可能性もありそうだ。