七ツ梅横丁は、旧中山道沿いにある江戸時代から約300年続いた酒蔵の跡地を利用した横丁です。約950坪の敷地に、母屋、店蔵、煉瓦造りの精米蔵、煉瓦煙突などの建築群が遺っています。
銘酒“七ツ梅”は江戸時代に「酒は剣菱、男山、七ツ梅」といわれた三大銘酒のひとつで、幕末大奥の御膳酒として愛飲されていたとか。酒名は、七ツ時(午前4時頃)に最も梅の香りが立ち上がることに由来します。
昭和レトロな雰囲気が漂う空間には、趣向を凝らした個性的な店が軒を連ねます。全国で唯一の、酒蔵を改装した映画館「深谷シネマ」もあります。
台湾料理「臺灣荘(たいわんそう)うるふーど」、ハンドメイド作品の展示販売「深谷宿本舗」、古本屋「須方書店」、もんじゃ・鉄板焼き「深谷もんじゃ」、スペシャルティコーヒー焙煎所「50COFFEE ROASTERY」、鬼瓦工房「鬼義(おによし)」といったお店も。
古くて、どこかあやしげで、おもしろいものが好きな人は、ぜひ足を運んでみてください。
名称:七ツ梅酒造跡(七ツ梅横丁)
所在地:埼玉県深谷市深谷町9-12 七ツ梅酒造跡
詳細:七ツ梅店舗紹介(まち遺し深谷)
※七ツ梅酒造跡は毎週火曜日休み。各店舗の休みは店によって異なります。