名称:武甲酒造
所在地:埼玉県秩父市宮側町21-27
営業時間:8:00~17:30
定休日:元日以外無休
詳細:武甲酒造 Web Site
※酒蔵見学も可能(無料・要予約)

ちちぶ銘仙館

ちちぶ銘仙館は、国の伝統的工芸品に指定されている絹織物の「秩父銘仙(めいせん)」に関する民俗学上貴重な資料を収集、保管および展示し、これらの資料を永く後世に伝え、あわせて伝統的技術を継承することを目的として設置された施設です。

建築家フランク・ロイド・ライトが考案した大谷石積みの外装や昭和初期の特徴的な装飾を活かした建物として、本館やのこぎり屋根の工場棟などが国の登録有形文化財に登録されています。

秩父銘仙は、崇神天皇の御代に知々夫彦命が住民に養蚕と機織の技術を伝えたことが起源と言われています。秩父は山に囲まれた地形で、稲作に向かないことから養蚕業が盛んで、繭を使った織物が発達しました。大正から昭和初期にかけては、養蚕業などを含めると市民の約7割が織物関係の仕事に関わっていたといわれ、 まさに秩父地域の基幹産業でした。

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