旧市街の散策を楽しんだら、丘の上にある方伯城までのぼってみましょう。文化史博物館として利用されている城の周辺には、中世に魔女狩りの犠牲者を閉じ込めていた「魔女の塔」も残されています。

そしてこの町で見逃せないのが、町のあちこちに置かれているグリム童話関連のオブジェ。シンデレラの靴やカエルの王様、白雪姫の鏡など16のスポットが隠れているので、全制覇を目指して探してみるのも楽しいですよ。

ヴェルニゲローデ
魔女伝説が残るハルツ地方には、日本ではほとんど知られていない可愛い町が点在しています。

そのひとつがヴェルニゲローデ。ゴスラーやクヴェトリンブルクと並んでハルツ地方では人気の町で、北ドイツ最高峰のブロッケン山頂まで行くSLもこの町から発車します。

町の中心にあるマルクトまで続く道には木組みの家が続き、まるでメルヘンの世界に迷い込んだかのよう。市庁舎近くにある「カフェ・ウィーン」をはじめ、所々にひときわ豪華な装飾の家も潜んでいます。

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