10月13日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では、11日からスタートした「全国旅行支援」後に指摘の声が相次いでいる宿泊施設の“便乗値上げ”を特集。航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏(44)が、宿泊施設が高騰している理由について解説したが、視聴者からは「鳥海うぜー。旅行業界に忖度」「鳥海さん旅行界の田崎史郎っぽい。旅行業界にとって都合の良い話を垂れ流し」との声が集まっている。
番組では、全国旅行支援が始まったあとに同じ宿泊施設を予約し直そうとしたところ、4万円以上も値上げされていることがあるなどの事例を紹介。これによって、“宿泊施設の便乗値上げ”ではないかと疑う声が多発している状態だ。これについて鳥海氏は、コロナ禍においてはホテルの価格が下がっていたが、今回の全国旅行支援をきっかけに予約が殺到したことにより「値段を戻してきているという部分がある」と説明。4万円の値上げがあったケースについても、全国旅行支援によって予約が入るようになり、安くなくても予約がとれるという「判断のもとで値段をあげてきた」のではないかと語った。
さらに、需要と供給に合わせた価格のコントロールはインターネット予約が普及し始めた10年前ごろから行われているとし「ダイナミック・プライシング」手法だと説明。宿泊業界では普通のことだと説明。ただし、これを知っている人と知らない人がいるため「すごい便乗値上げじゃないかと思われていることもある」とコメントした。
ただ、埼玉県は「制度を利用した不合理な便乗値上げを禁止」としており、東京都は「宿泊料金が不当に設定されていた場合、補助対象から除外する」などのルールを設けている。とはいえ、価格が不当かどうかの判断をするのが難しいのが現状だ。これに鳥海氏は「常識の範囲内でも高ければ(高いと思うなら)、その人が予約しなければいい」と切り捨てていた。
こうした鳥海氏の解説に対し、視聴者からは「まるで田崎スシローポジションだなwwwつまんねー言い訳してんなぁ」「誰も鳥海高太郎に突っ込まないの?一方的な旅行業界寄りトークに」「玉川さん居ないから鳥海氏がペラペラペラペラペラペラペラペラもう終わってよイライラする」「どんだけ業界寄りなんだよ鳥海!!」と辟易とした声が噴出している。
「“便乗値上げ”に関する特集だったはずですが、鳥海氏は終始旅行業界に都合のいい解釈ばかりでしたね。唯一、女性コメンテーターが『今回は旅行支援事業として補助金が入っているそれは普通のダイナミック・プライシングとは違う捉え方をする必要があると思う』と指摘した際も、補助金については完全にスルーでしたが、現在謹慎中の玉川徹氏がいればここで何らかの議論があったでしょうね。SNS上では『玉川さん早く戻ってきて!』『玉川さんがいないと無理』と必要性を訴える悲鳴が続出しています」(政治記者)
復帰が待たれている玉川氏。失言も多いが国民の代弁者として必要な存在なのかもしれない。