NHK党所属の参院議員で「ガーシー」こと東谷義和氏(51)が1日、日本テレビの取材に対し、国会で「陳謝」の意向を示しているにも関わらず、躊躇(ちゅうちょ)していることがわかり注目を集めている。

2月27日には、NHK党の立花孝志党首(55)が自身のツイッターで、「先ほど、ガーシーが、帰国して謝罪文を朗読する旨の文書を参議院に提出しました。従いまして、今後ガーシーが帰国するまでの期間、ガーシーの帰国に関するご質問【どの便で帰って来るのか?や帰国後どこに滞在するのか?等】には警備の関係上、回答致しませんので、予めご承知おき下さい。」などとつづり、参議院議院運営委員長・石井準一氏(65)宛の文書を公開した。

しかし今回、日本テレビの取材に対し、「事情聴取されるのは全然いい」としながらも、「パスポートを止められたり、逮捕されるために帰国する選択肢はない」と話したガーシー。帰って来ない理由を聞かれたガーシーは「懲役刑とかになったときに、僕からしたら意味不明になってくるんですよ。それを受けるためにわざわざ日本に帰るという選択肢を持っている人は、たぶんいないと思うんですよ」と答えている。

これに対しネット上からは「国会議員とは、世間とはをあまりにも知らなさ過ぎた結果」「議場での陳謝が決定しているのだからその決定に従えないのであれば再度懲罰委員会を開催して除名にすればいい」「不当に逮捕?自分が潔白ならば堂々と帰国出来るはず」といった厳しい声が上がっている。

すでに議場で陳謝させるための本会議を8日に開くことが決定している状況で、ガーシー議員が本当に帰国するのかを見守りたい。