いまなら炎上YouTuberになっていた

──昔から上田監督がやらかしても注意はしないお父さんだったわけじゃないですか。それこそ琵琶湖で遭難した頃から。(※編集部注:https://ameblo.jp/beblue0407/entry-10026775159.html)

上田 はい、お父さんだけ笑ってましたね、琵琶湖のときも。で、これはホヤホヤの情報なんですけど、琵琶湖をイカダで横断するときに、出発地点がキャンプ場みたいなところなんですね。泊まる場所もご飯とかも何も考えずに僕らは行ったんですよ。

──基本、いつもそういうタイプですよね。

上田 そうです。で、ヒッチハイクで目的地に行って野宿してたら警備員みたいな人たちに発見されて、「内緒やで、ここで寝ろ」って公民館みたいなところで寝させてくれたんですよ。その夜、とある家族がバーベキューをしてて、「おっ、バーベキューですか、いいですねえ」って言ったら「一緒に食べるか?」みたいな感じで肉をいっぱい食わせてくれたんです。で、「明日、俺らイカダで琵琶湖を横断するんですよ」って言ったら、たぶん信じてなくてハハハハッて感じだったんですけど、昨日、メッセンジャーにその家族から連絡が来てたんです。「あのときバーベキューを食べさせた家族です。おめでとう」って。すごいビックリして。

──その人は翌日、新聞沙汰になったことは知ってるんですかね?

上田 知ってました。「イカダで一緒に横断したあの人たちも喜んでるでしょうね」「彦根の舞台挨拶に行きます」みたいな(笑)。

──琵琶湖をイカダで渡ろうとしてレスキュー要請して新聞沙汰になったときのブログは、そろそろ拡散しなきゃと思ってますよ(笑)。

上田 いまもふつうに残ってるんですよね。

──残ってますね。新聞沙汰になっても「それを読んでニヤつく反省ゼロの僕」とか、反省ない感じがちゃんと出てます(笑)。

上田 ……そんなこと書いてました?

──書いてますよ! 高校生の頃から、自転車で遠出しては勝手に知らない家の呼び鈴を鳴らして世話してもらうような活動を続けてきた人なわけじゃないですか。

上田 活動っていうか……『電波少年』とかがすごい好きだったんですよね。

──カメラの回ってない『電波少年』を勝手にやってた。

上田 カメラは回してました。

──あ、当時からカメラ回してたんですか!

上田 ハンディカムで撮って、それをドキュメンタリーにまとめてっていうのをやってましたね。

──その後も「とにかくバカな事にチャレンジしよう!」というコンセプトで、「何の努力もせずにギネス記録に挑む!」「こんにゃくで100回キャチボールできるか?」「色んなモノで洗顔してみよう!」「街角で梅干しスッパイ顔写真を100人集めよう!」って企画もやったりとか、いまだったら確実にYouTuberになってた人だと思うんですよ。

上田 ホントそうです。そして、いまの時代やったら炎上しまくってますよね。

──空気を読まないYouTuber活動をやって、叩かれたら開き直って、たぶん大バッシングされてるはずの人。

上田 ホントにホントに。こんにゃくで100回キャッチボールできるかとかやってたんですけど、そのときコメントでもけっこう叩かれて。

──「食べものを粗末にするな」って。

上田 そうそうそう、あんなの、いまツイッターとかに上げてたら相当炎上してるでしょうね。

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